人気グループ「乃木坂46」の山下美月(23)が、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で“朝ドラデビュー”を果たした。ヒロインの福原遥(24)演じる主人公・岩倉舞の幼なじみで親友の望月久留美を好演。存在感を放っている。
AKB48のオーディションを受けていた
「朝ドラ出演は、乃木坂46の現役メンバーとしては初めて。AKB48グループなどを含めても現役アイドルの朝ドラレギュラーは非常に珍しく、有名グループだと『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子が2016年の『べっぴんさん』に出演したくらい。多忙な中オーディションを受けて勝ち取った“快挙”と表現してもいいでしょうね」(ワイドショーデスク)
昨年1月発売の26thシングル「僕は僕を好きになる」ではセンターも務めた山下。この9月に加入から6周年を迎え、まさにエースメンバーとして充実の時を送っている。だが運命の歯車が少しでも食い違えば、今の大活躍はなかったかもしれないという見方もある。アイドル誌のグラビア担当者がその実情を明かす。
「実は山下さんは乃木坂46の加入前にAKB48のオーディションを受けていました。2013年の15期生オーディションです。そのままAKB48に加入していれば、アイドル界の歴史が変わっていたかもしれません」
“逃した魚”はとても大きかった
AKB48の15期生といえば、現グループ総監督の向井地美音(24)らを擁する世代だ。当時を知る元AKSスタッフが吐露する。
「AKB48グループにもまだ勢いが残っていた時期でした。15期生は比較的レベルが高かったのですが、山下のルックスは誰が見ても抜きん出ていました。当然スタッフ間でも軒並み高評価がつけられた。ですが、一部の事務所関係者が反対したことなどから、合格とはならなかったんです。ある卒業メンバーに雰囲気が似ていたことが原因ではないか、とも言われています。結果的に、“逃した魚”はとても大きかったですね」