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泣き出す母親も…「PTA」役員選びの“免除の儀式” エントリー制にして起きたコト【愛知発】

source : 提携メディア

genre : ライフ, 教育, 社会

 

子供の急な発熱などなら欠席も仕方ない(98%)、代役は立てなくてもいい(73.8%)といった回答が圧倒的多数派だった。

 

陽明小学校のPTA会長:
(旗当番を)決して簡素化するわけではない。だけど、できない人はやっぱりできないと思うんですよ。お仕事であったり家庭の事情であったり、いろんな事情で(当番に)いない方も実際いらっしゃる。だからちゃんとみなさんのご希望を伺って、やれる方でちゃんとやりましょうという試みだったんですね。ふたを開けましたら、ほとんどの世帯のみなさまにご協力いただきまして、従来以上の制度が維持できています

子供のため、学校のために協力したい人は多い。だったらできる人が、できるときに、やりたいことを…。

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このPTAでは強制的な役員の割り当てを廃止し、活動ごとに参加希望者を募る「エントリー制」を導入。

 

保護者の声をベースに、学校を会場にした「子ども食堂」など新しい活動にも取り組んでいる。

 

陽明小学校のPTA会長:
(会員の)共感がえられず、活動ができない領域は、もしかしたらやらないという決断も必要かもしれないですね。世の中が変わってきているのに(PTAの)活動が変わらないわけがなくて、世の中が変わりはじめているからこそ、われわれも環境とともに変化していく。それはどんな組織でも必然的なことだと思うんです

東海テレビNEWS ONEではPTAについて取材を続けている。ご意見・情報は、pta@tw.tokai-tv.co.jpまで。

(東海テレビ)

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