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川口、目黒のSNSやYouTubeを観漁り…

「村瀬さんに声をかけて頂いて、今年1月、『手話を使う』『川口春奈・目黒蓮2人のラブストーリー』という“お題”をもらったところからスタートしました。連ドラどころか、仕事で脚本を書くことも初めて。まず脚本を書く前に、手話の勉強を個人的に始めましたね。文献を読んだり、手話教室でろう者の先生から教えてもらうこともあった。手話を使う方が発信しているSNSや動画も参考にしています」

 主演の川口、目黒については、“当て書き”だが、どのようにしてキャラクターを練り上げていったのか。

朝ドラに続く出演となった川口
Snow Manのメンバーでもある目黒(ジャニーズHPより)

「SNSやYouTubeでお2人のことを調べて、なるべく素で話しているようなシーンを観漁りました。川口さんは明るく溌剌としたイメージを活かして、彼女が演じた時に魅力的なキャラクターにしようと。目黒さんは、黙って立っているだけでも存在感があった。声が印象的だったので作品にも直接活かしています」

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繰り返し観ているドラマは『Woman』と『問題のあるレストラン』

 尊敬する脚本家は、21年放映のドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」をはじめ、洒脱な会話劇などで知られる前出の坂元氏だという。

「一番繰り返し観ているのは、『Woman』と『問題のあるレストラン』。毎年数回は観返します。めちゃくちゃ観ているから、意識はしていないですが、影響を受けている部分はあるかもしれませんね。私自身、会話シーンを書くのは大好きです。あくまでキャラクターを作り込んで書いていく。このキャラクターならこう喋る、というところから逸脱しないように意識しています」

 果たして物語は今後、どう展開していくのか。

「連ドラは1話から最終話までで1つの作品。これから明かされることもたくさんあるので、最後まで楽しんで頂ければと思います」