11月16日、NHKは『第73回NHK紅白歌合戦』の出場歌手を発表。IVE、緑黄色社会、なにわ男子、Saucy Dog、Vaundy、BE:FIRSTなど初出場10組を含めた42組が公開された。中でも注目なのが、第49回(98年)以来24年ぶり9回目の出場となる工藤静香。ソロデビュー35周年イヤーである今年は、初のセルフカバー発表や全国ツアー敢行など精力的に活動してきた。
「週刊文春」では、いち早く、今年の紅白出場を報じていた。24年ぶりの紅白決定の舞台裏に何が起きていたのか。工藤が紅白から遠ざかっていた理由、紅白で“母娘共演”が実現する可能性などを報じた「週刊文春」の記事を再公開する(初出:週刊文春 2022年10月13日号 年齢・肩書きは公開時のまま)。
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「本番前、演者が全員ステージに上がり、スタッフが『フルートのCocomiさんです!』と紹介。その時、静香さんも一緒に頭を下げられたのが印象的でした」(NHK関係者)
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長女・Cocomiと初共演の静香は「緊張する〜」
9月22日放送のNHKの歌番組「SONGS」で、テレビ初共演を果たした工藤静香(52)と長女のCocomi(21)。2人は共に、Cocomiがアンバサダーを務めるディオールの衣装を着て登場。Cocomiの吹くフルートに乗せ、静香が代表曲「黄砂に吹かれて」を熱唱した。
「2人は同じ楽屋で、静香さんは『緊張する〜』と言いながらスマホでCocomiさんを撮影したり、髪を直してあげたりと、和やかな雰囲気でした」(同前)
番組でCocomiは、母について「存在そのものが派手」と言い、「そのまま100歳まで行っちゃってください」とエールを送った。
デビュー35周年となる今年、静香は全国ツアーを敢行。歌番組を中心にテレビの露出を増やしている。