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「1人で50~60人の相手」「熱があってもできるだけ」5人が逮捕された乱交パーティグループに“囲われて”いた女性のあまりに壮絶な体験とは

「1人で50~60人の相手」「熱があってもできるだけ」5人が逮捕された乱交パーティグループに“囲われて”いた女性のあまりに壮絶な体験とは

genre : ニュース, 社会

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 さらにF子さんは、沢村容疑者と小山容疑者から「金がないなら“立ちんぼ”をしたら?」と言われ、メンバーの見張り付きで新宿の大久保公園で会った外国人と1万円で売春をさせられたこともあったという。

歌舞伎町のラブホテルを貸し切りパーティーが開かれたことも

 そんな状況でF子さんが自立する金銭を貯めることができるはずもなく、クレジットカードのローンやキャッシングなどで借金も30万円ほどできてしまった。スマートフォンや税金の支払いも滞り、引っ越し資金もないためずるずると生活を続けることになったのだという。しかし昨年の夏、こっそり荷物をまとめて“逃亡”する事件が起きていた。パーティー運営者の男性が続ける。

「月10万円強で囲われ、乱交パーティーに参加し続ける女性も多い」

「彼女の夜逃げは業界的には結構大きなニュースになりましたね。その後彼女がどうしているかは知りませんが、少し前に偶然F子さんを見かけた関係者が『生きてたの!』と声をかけたと聞いたことがあります」

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沢村容疑者らとは別の大手グループが開催した乱交パーティーの様子 読者提供

 怖いのはF子さんのような例が、他にも存在する可能性があるということだ。

「沢村容疑者のグループほどひどくはありませんが、月10万円強で囲われ、乱交パーティーに参加し続ける女性も多い。本人の意思といえばそれまでですが、運営側がこうした女性を食い物にしている感じは否めませんね」(同前)

 今年、摘発が続く乱交パーティー。問題の根は想像以上に深そうだ。

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