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さらにF子さんは、沢村容疑者と小山容疑者から「金がないなら“立ちんぼ”をしたら?」と言われ、メンバーの見張り付きで新宿の大久保公園で会った外国人と1万円で売春をさせられたこともあったという。
そんな状況でF子さんが自立する金銭を貯めることができるはずもなく、クレジットカードのローンやキャッシングなどで借金も30万円ほどできてしまった。スマートフォンや税金の支払いも滞り、引っ越し資金もないためずるずると生活を続けることになったのだという。しかし昨年の夏、こっそり荷物をまとめて“逃亡”する事件が起きていた。パーティー運営者の男性が続ける。
「月10万円強で囲われ、乱交パーティーに参加し続ける女性も多い」
「彼女の夜逃げは業界的には結構大きなニュースになりましたね。その後彼女がどうしているかは知りませんが、少し前に偶然F子さんを見かけた関係者が『生きてたの!』と声をかけたと聞いたことがあります」
怖いのはF子さんのような例が、他にも存在する可能性があるということだ。
「沢村容疑者のグループほどひどくはありませんが、月10万円強で囲われ、乱交パーティーに参加し続ける女性も多い。本人の意思といえばそれまでですが、運営側がこうした女性を食い物にしている感じは否めませんね」(同前)
今年、摘発が続く乱交パーティー。問題の根は想像以上に深そうだ。