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「ノーベル平和賞」だから何をしてもいいってわけでもねえだろ

日本は相変わらず海外の良く分からないものに弱い

2018/01/18

金正恩さんにバスケットボールの話をしながら説得してほしい

 いうに事欠いて、安倍ちゃんがICAN代表と会わなかったことで、日本が悪かったことになってます。「広島、長崎以外で同じ過ちが繰り返されていいと思っているのではないか」と煽られたらしく、つまりは日本で、世界でどかんどかん核兵器が落ちて人が死んでもいいと日本人が思っている、とでも言いたそうです。

ICAN事務局長が広島で講演 「日本は足踏み外した」と批判 | 2018/1/15 - 共同通信 https://this.kiji.is/325573671761560673

ノーベル平和賞受賞のICAN ©getty

 結局、核兵器を持っていない国が「核兵器の廃絶をしよう」と核兵器禁止条約を批准しても、もうすでに核兵器を持っている国々の利益がより強固になり、核兵器の意味が相対的に強くなってしまうという当たり前のことを理解できていないのではないかと思います。北朝鮮が国民の安寧や自国経済を犠牲にしてでも核兵器開発に血道を上げるのも、その核開発の進捗が日本を含む東アジアで大きな問題と捉えられているのも、ひとえに「訳の分からん奴らが核兵器を持つとヤバイ」という認識があるからです。

 もしもICANが本当に核兵器の廃絶を願い、新たな核保有国の出現を抑えたいと思っているのであれば、一刻も早く平壌入りして金正恩さんにバスケットボールの話をしながら説得してほしいと思うんですよね。

 そういう交渉が本当にICANに可能なら、日本人みんなでこのICAN代表を祀り上げる大河ドラマをやるようNHKに働きかけると思いますよ。何なら、上野駅前に石化した代表が置かれることになるかもしれません。

 さ、どうぞ北朝鮮へ。

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