文春オンライン

“総額約800万円”のカスタムを続けるカーマニアの旦那…今年ママになった妻が抱えている“意外な思い”とは

願望炸裂! ぶっとびカスタム道 #3

2022/12/10

genre : ライフ, 社会

「なんで車にそこまで?」

 世間からの驚嘆の声も、好事家の耳には賞賛と響く。他人には理解しえないコダワリに人生を賭ける、カスタムカーオーナーの酔狂な実態とは⁉

 今回は、今年パパになったばかりのシーマ乗り「大樹」さんをご紹介。

 Y33型シーマをカスタムする「大樹」さん

 ◆◆◆

真っ赤なシーマ、後部座席には真新しいベビーシート

 このシーマはもともと双子の兄が乗っていたもので、兄の結婚を機に譲ってもらった車なんですよね。10年ちょっと前のことですが、当時はエアロが組んであるくらいで、色も純正色の黒でした。

 正直これを譲り受けるときは、「こういう車に乗っていると、怖い人に絡まれるのでは……」とも思ったのですが、いざ乗ってみると全然そんなことはありませんでしたね。

ボディはマツダの「ソウルレッド」に全塗装。足まわりはエアサスを搭載し、イベント向けに車高を落とす

 ただ、ボディが黒かった頃は、やたらと警察に職質されることが多かったんですよ。でも不思議と、赤に塗り替えてからは一度も止められたことがなくて。むしろ道端で、「お金かかってるね~」なんて声をかけてくれるお巡りさんもいましたね。やっぱり黒だとワルっぽく見えるけど、赤だとただの物好きに見えるのかもしれません。

 最初の頃は、自分で弄ろうとは考えなかったのですが、あるとき「ボディの加工」というものに興味を持ったんですね。既製の部品の形を変えて、自分好みのデザインにするっていうのが新鮮で、自分もやってみたくなったんです。

真っ赤に統一された内装。実は一度、完成したものを作り直しているのだとか

 一度手を出してしまうと、車が自分だけの仕様になっていく過程が楽しくて、ボディ以外にも手をつけるようになって。根が目立ちたがりなので、色んなイベントに出したりしているうちに、弄りたいところが次々に出てくるんですよね。

 とくにオーディオや内装なんかは、一度完成したものをまた一から作り直したりしているので、カスタム費用はたぶん800万円くらいかな。

後部座席にはベビーシートが。もちろんカラーは赤だ

 ただ、これまではお金を好きにつぎ込めたんですが、実は今年子どもが生まれて。将来を考えると派手にカスタムできるお金も時間も限られてくるのかなと思っています。

 でも、妻は車の趣味に関しては全面的に理解してくれているんですよ。もともと、妻も以前はこれと同じ型のシーマに乗っていて、出会いもシーマのミーティングだったんですよ。

子育てにも車弄りにも妥協するつもりはない

 そういう事情もあって、ぼくが新しく改造しようか悩んでいるときにも、「中途半端で終わるくらいならしっかりやりなよ」と後押ししてくれるくらいで。理解のある妻に感謝しつつ、まだ余裕のあるうちに、悔いの残らないようにしておきたいですね。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー

関連記事