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スペインに勝つための戦術は

 スペイン戦で注目する選手は、久保だという。

「攻撃面では久保の力が必要でしょう。コスタリカ戦で出番がなかったことには正直なところ驚いた。あのような展開では久保の技術、個人能力が活きたと思う。フランクフルトで活躍している鎌田も能力が高く、久保と同じく何かを生み出せる選手だ。守備面では冨安と板倉滉。五輪からの成長をみても、年齢的にも、このW杯だけでなく今後の日本の守備を支えていく存在になるはずだ」

スペイン戦での活躍が期待される久保建英 ©時事通信社

 そんな日本がスペインを倒すためには、どんな戦術を取るべきか。

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「ドイツ戦と同じく、組織を整え冷静に試合に入ること。スペインがボールを支配するのは確実だ。スペインは通常通り70%近くボールを保持して攻めるだろう。日本としてはそこで焦らずに、とにかく耐えること。そして時を待つ。90分で何度か訪れるカウンターのチャンスにすべてをかけるべきだ。勝敗予想は難しい。ドイツに勝つことなど誰も想像できなかった。しかし今大会のスペインは先発が固定されていない。3戦目ということで何人かメンバーを変える可能性は高いが、それでも交代の選手はかなり高いモチベーションで日本にぶつかるだろう。最終的にはスペインが勝つのではないか」

©時事通信社

 苦戦はまぬがれないだろうが、森保監督には4年間で築いてきたチームの集大成をここで見せてほしい。

 11月30日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および12月1日(木)発売の「週刊文春」では、学生時代にイジメや不登校などを乗り越えてきた森保監督の「耐える力」や、堂安律、浅野拓磨、吉田麻也、長友佑都など日本代表の知られざる秘話、本田圭佑が抱く野望、さらに代表の美人妻の素顔など、「W杯日本代表の逆転人生」を描く記事8本を掲載している。

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