1ページ目から読む
2/4ページ目
到着は開店時間の午前11時過ぎ。すると車内から店主の野村哲哉さん(42歳)が開店準備に出てきて幟(のぼり)などを取り付けるところだった。
天ぷらは何があるか聞くと「かき揚げとナス天が出来上がっていて他はまだこれから」というので、まずは「かき揚げそば」(570円)を注文することにした。
すると野村店主は車内にある寸胴にそばを入れ温め始めた。天ぷらも車内で自家製している。もちろんつゆもかつお節、昆布、しいたけで出汁をとっているというから驚きだ。
「かき揚げそば」のつゆをひとくち
ほどなくして「かき揚げそば」を野村店主がテーブルまで届けてくれた。
まずつゆをひとくち。しいたけの香りが立ち上がる。そしてかつお節や昆布の旨味が広がっていく。キッチンカーでこんなにうまいつゆを飲んでいいのだろうか。