A子さんの告白は生々しいものだった。作間との間に肉体関係があったこと、橋本とは交際していたことなどを赤裸々に明かした。流出騒動は当然のようにSNSでの炎上につながった。ベッド写真流出と女性関係のスキャンダル。アイドルにとっては致命的でないはずがない。
Jr.たちの間では『滝沢くんがいれば大丈夫』が合言葉に
世論の空気を読んだジャニーズ事務所は、あっという間に橋本と作間に活動自粛処分を下し、公式HP上で以下のように発表した。
<今回のような写真が公開されること自体、タレントとしての自覚の欠如を示すものでありジャニーズJr.としてふさわしくない姿勢、行動であると判断しました>
所属タレントを手厚く過剰に保護してきたジャニーズ事務所にしては、異例のスピード感と厳しい裁定。これほど厳格な処分が下った背景には、同年初頭に滝沢秀明氏がデビュー前の新人を育成するためジャニーズアイランド社の社長に就任したことと無縁ではない。
「就任したばかりの滝沢氏は、Jr.らを常に気にかけていました。仕事が少ないことで腐ってしまうJr.が出ないようにと配慮していたと思います。滝沢氏のそんな親心はJr.のほうにも伝わっていて、彼らの間では『滝沢くんがいれば大丈夫』が合言葉になるほど。その一方で、『滝沢くんに気に入られれば……』と、野心を抱くJr.も多くなりました。滝沢氏はルールを破ったり、遊び歩くようなタレントが嫌いだというのは周知の事実だったので、Jr.たちは自主的に遊びを控えるようになっていきました」(芸能関係者)
滝沢氏が突如ジャニーズ事務所を退所
規律を乱したものを厳正に処分する“滝沢社長スタイル”はすぐに社内に浸透した。橋本、作間だけでなく、2020年にはSnow Manのリーダーである岩本照(29)も、未成年女性との飲酒が報道された後、すぐに活動自粛に追い込まれている。
事務所の綱紀粛正に辣腕をふるった滝沢氏だったが、2022年10月31日、突如としてジャニーズ事務所を退社。故ジャニー喜多川氏の遺志を継ぐとみられていただけに、いまだ本人から明らかにされていない退社の理由は、世間の関心を集め続けている。タッキー無きあとのジャニーズアイランド社は、V6の井ノ原快彦(46)が率いている。