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「12月2日にICUから一般病棟に移り、事件後、初めて会うことが出来た。体中にガーゼや包帯を巻いており、膝の傷が深かったため病院内での移動は車椅子。意識はしっかりしており、時折笑顔も見せながら元気に喋っていました」
落ち込んだ様子もさほどなく、自身のニュースがテレ朝の『報道ステーション』のトップで報じられたと伝えると「マジっすか?」と、驚いていたという。
捜査が難航している理由
「病院内で警察の捜査にも協力しています。犯人が映り込んだ防犯カメラの映像を見ながら、かなり長い時間の聞き取りにも応じているそうです」(同前)
なぜ犯人は捕まらないのか。前出の記者の解説。
「犯行時間帯は日暮れ頃で薄暗かった上に、犯人はニット帽とマスクを着用し、無言で切りつけた。顔も声も分からず、宮台さんも、襲われる原因になる『トラブルの心当たりがない』と話しており、警察も容疑者の人物像を絞りきれない
現場の土地柄も、捜査の難航に関係している。
「男は犯行後、最寄り駅とは真逆の住宅街へ逃げ込んでいるのですが、この辺りは都心に比べて圧倒的に防犯カメラの数が少ない。それゆえ男の足取りが掴めないのです」(同前)
神保氏もこう首を傾げる。
「こういう仕事をしていると、変なことを言ってくる人もいる。彼とは普段から情報共有していますが、最近はそういうのは無かった」
宮台氏は仕事への意欲は衰えておらず、「リモートでも早く始めたい」と語っているという。