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「防衛増税」で大ひんしゅく…岸田政権が「保守・リベラル」双方から批判されるのは何故なのか?

2022/12/20

 キオスクの前を通ったら『自民ヤラセ』の文字が。ヤ、ヤラセ!? 一体何があったのだ。

 これは「日刊ゲンダイ」の『増税反対は“ヤラセ”』という記事だった(12月13日付)。

「国民の目を本質からそらさせるマヤカシ」

 岸田首相が表明した「防衛大増税」に対し、“身内”のはずの自民党議員から「増税するな!」と批判が続出。しかしゲンダイ師匠は「だまされてはいけない。そもそも、この騒動自体が“ヤラセ”の可能性があるのだ」と叫ぶ。

©JMPA

《そもそも、周辺諸国を刺激し、軍拡競争になりかねない防衛費倍増が本当に必要なのか否か、議論は尽くされていない。なのに「防衛費倍増」を大前提にして「増税やむなし」「増税はダメ」とやり合うのは、議論のスリ替えに他ならない。国民の目を本質からそらさせるマヤカシだろう。》(ゲンダイ師匠)

 だからヤラセと言っているのだ。ではもう一つのタブロイド紙「夕刊フジ」は同じ日になんと書いていたのか。

『岸田増税 閣内批判続々』

 である。ここであらためてゲンダイとフジの論調を味わいたい。