親の心子知らずとはまさにこのことだった。小室圭さんの母親、佳代さんの金銭トラブルを発端にした眞子さんとの結婚をめぐる騒動は4年間続いた。心配する秋篠宮ご夫妻の意見や噴出する国民の疑問に耳を傾けず、突っ走った眞子さんの結婚から早くも1年が経つ。
2022年9月11日、秋篠宮妃紀子さまは、誕生日に際して公表された文書で、長女の眞子さんと、眞子さんのお印である木香薔薇についてこう述べられた。
〈直接会うことが叶いませんが、庭の花を世話しながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております〉
一方の眞子さんは、2021年10月26日、結婚直後に行われた記者会見で、
〈私と圭さんを変わらず応援してくださった方々に感謝しております〉
と、結婚を応援した人々へのお礼を述べ、秋篠宮ご夫妻には一言も触れなかった。親子間の心理的距離は東京・ニューヨーク間の物理的な距離よりも遠いのだろう。
眞子さんの結婚に際して、納采の儀や朝見の儀は行われず、一時金も辞退。秋篠宮さまは「皇室としては類例を見ない結婚」とコメントを出されたが、ついにアメリカでの新生活がスタートした。
家族へのダメージと佳子さまの変化
しかし、現実は甘くなかった。小室夫妻を待っていたのは、小室圭さんの2度にわたるNY州の司法試験の不合格。ようやく3度目で合格したが、経済的な基盤は1年経っても整わなかった。
眞子さんの結婚騒動で、秋篠宮家はダメージを受けた。そんな中、次女・佳子さまのご様子が変化している。
第一に、佳子さまのご活動がここ最近目立っている。天皇家の長女・愛子さまは大学生で、本格的なご活動は先になる。佳子さまは以前から取り組まれていた公務に加え、眞子さんの名誉総裁職を引き継ぐことなどで、お出ましが増えている。