2022年の秋は、ダンスが趣味の佳子さまらしさが際立つ公務が目白押しだった。「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」(9月10日)で大きな身振りの手話でスピーチ。「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」(9月25日)では3年ぶりに鳥取県を訪問され、公務では珍しくボルドーのワンピースをお召しだった。
第二に、ファッションや髪型にも変化が見えるように思う。女性皇族が公務でお召しになる服と言えば、上下同じ色のスーツというイメージがあるが、「みどりの感謝祭」(5月7日)の式典で、佳子さまは、大きな花柄のワンピースにノーカラーのベージュジャケットをお召しだった。ロングの巻き髪をバッサリとボブにカットし、流行を取り入れた新しい髪型でお出ましになったのもこのときだ。
「東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート」(6月12日)では、ミモレ丈のシースルーワンピースを選ばれた。TOCCAという海外ブランドのもので、センスやご関心が伝わってくる。
第三に、話し方や声にも変化があった。「産経児童出版文化賞」贈賞式(6月3日)では、従来よりも声のトーンを下げた落ち着いた話し方でスピーチをされた。私には佳子さまが、ご成年時の“佳子さまフィーバー”から離れ、今後は自分らしさを出しながら、働く女性像へのイメージの刷新を考えられているように思う。
“交際報道”のお相手は「困惑」
2022年8月、佳子さまと学習院初等科の同級生である男性の交際を「女性自身」が報じたことは記憶に新しい。お相手とされたのは、秋篠宮ご一家が通院されている都内の歯科医院の御曹司。本人も歯科医師だ。ネット上では“本人もお家柄もふさわしい”と大きな話題を呼んだ。
「男性の両親は秋篠宮ご夫妻と学習院で同窓でした。ですが報道があってから間もなく、本人から学習院の親しい知人たちに、“あれは違う”と困惑した連絡が入ったそうです」(学習院関係者)