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まるで悲劇の主人公のように登場するのか辛くてやりきれない

 チカさんが言う。

「『FRIDAY』で最初に彼の記事が出た時から、モヤモヤした思いを抱えていました。サヤのためと思って黙っていたのですが、またこんな記事が出た。サヤから相談を受けて、彼への苦悩が書かれた遺書を読んだ人間にとって、もう耐えられません。ずっとサヤのことを想っていたという風に書かれていることが、許せないんです。サヤから心が離れていたこともあったと正直に書かれているのであれば、それは男女の間でよくあることで、そのこと自体は責められないと思う。それがこの一周忌というタイミングで、まるで悲劇の主人公のように登場することに辛くてやりきれない気持ちです」

沙也加とチカさん。高1の頃、それぞれ衣装をまといプリクラで撮影した

 そして、最後にこう言葉を継いだのだった。

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「“サヤを返して”と言いたい」

 12月21日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および12月22日(木)発売の「週刊文春」では、チカさんの独占告白を掲載。幼少期や学生時代の忘れられないエピソードや現在の心境に加えて、沙也加から昨年9月に受け取った手紙、亡くなる直前にかかってきた「助けて」と伝える電話、そしてLINEで届いた6本の音声ファイルの存在などについても語っている。また、前山の“反論記事”に対する沙也加の事務所の反応や、前山と格闘家・才賀紀左衛門との交遊などについても報じている。

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