文春オンライン

2022/12/29

矢部 そうでした(笑)。

秋篠宮家の子供たちは良い意味で自立している

江森 多くの家庭でもやはり親と子供の関係というのは難しいのではないでしょうか。子供が成長する過程において親に反発するとか敬遠するとかはよく耳にします。眞子さんの結婚でも、そういった側面を私は感じました。天皇ご一家もとても仲良しだと言われますが、近い将来、愛子さまにも親離れの日が来るのではないのかと思います。

愛子さま ©JMPA

矢部 親子の距離ですね。

江森 子供が親と距離を置き始めるとか、子供が親から自立するということは、子供が成長していくプロセスの一つだと思います。そのことと服装問題も関わりがありそうですね。

“あるべき姿”と“自分らしい生き方”に折り合いをつけることが大切

矢部 今の学生さんは、皇室をどうとらえているのですか? 令和になる直前、「ずっと一軍でした」みたいなイケてる若い男子が「僕たちの世代は眞子さまと佳子さま、どっちが長女か次女かよくわからない」と言っていて驚きましたが。

佳子さまと眞子さん

河西 眞子さんの結婚問題があって、自分ごととして考えるようになりました。結果として「あんな制度はやめてしまえ」という意見が増えてしまったんです。

江森 あんな制度とはなんでしょう?

河西 自由に結婚もできないような皇室という制度はやめた方がいいという考え方です。

矢部 若い人には小室さんと眞子さんが「一時金」で1億円以上もらえるということへの反発が強いのだと思っていました。

河西 お金の問題への言及もあったのですが、なぜ好きなのに結婚できないのか。そんな制度はいらない、という声が多かったです。平成の終わりは「政治家はだらしないけど、天皇、皇后は素晴らしい。この制度は絶対残すべきだ」という意見が多かったのですが。