2022年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。事件部門の第4位は、こちら!(初公開日 2022年6月17日)。
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「自分好みの女とヤッてもらうために男を募集して乱交パーティーを開催した」
東京都港区の高級ホテルで“乱交パーティー”を催した住所不定、自営業の高橋亮太容疑者(31)は、警察の調べに対し、そう供述しているという。
神奈川県警は6月16日までに、乱交パーティーに女子高生(当時17歳)を参加させたとして、高橋容疑者と、客の千葉県柏市の中学教諭、澤田尚規容疑者(29)ら計9人の男を児童福祉法違反(有害支配)や児童買春、公然陳列などの容疑で逮捕した。
「1対複数」SNSで募集した乱交参加者たち
「乱交を主催した高橋容疑者は2020年3月、当時女子高生だったA子さんとSNSを通じて知り合った。高橋容疑者は『17歳だと知っていた』と供述しているが、翌4月にA子さんと性行為に至った」(捜査関係者)
当初は1対1の関係だったが、冒頭の動機から乱交パーティーを主催したという。社会部記者が解説する。
「まず、高橋容疑者が2020年5月3日と11日に、乱交参加者を募るために当時女子高生だったA子さんと自分の性交動画をSNS上に拡散させました。その際、乱交という言葉は使用せず『1対複数』などといった表現を使っています。多くの応募があったといいますが、高橋容疑者が対応が丁寧な人を中心に参加者を選んだ」
そうして5月14日にホテルに集まったのが、中学教諭の澤田容疑者らをはじめとした複数の男たちだった。