体重が半分以下になって、ようやく「痩せた」と思えた
――ちなみにダイエットを始めることは周囲に宣言したのでしょうか。
ルイボス 一切言いませんでした。友達にも家族にも、ダイエットしていることは秘密にしていて。以前ダイエットした時に失敗したので、またかよと思われるのがいやで。みんなが気づかないうちに痩せてやると思いました。
さすがに100キロを切ってくると、「あれ? なんか痩せた?」って言われることも増えるんですけど、頑なに秘密にしていました。「いや、痩せていないよ」って。そしたら僕が病気だっていう噂が広がっちゃって。さすがにそれはと思って、ダイエットしていることを打ち明けました。
――キックボクシングを始めてから、どのくらいで痩せたことを実感しましたか。
ルイボス それが最近なんですよ。ダイエットをしている中で、もちろん体の代謝がよくなったとか動きやすくなった感じはありましたけど、痩せたと実感したのは、68.5キロになった時ですね。元の体重の半分以下になってようやく「自分痩せたな」と思いました。
死への恐怖がなくなってきた
――ダイエット期間は以前のように、甘いお菓子やマヨネーズを食べたいという気持ちはなかったんですか。
ルイボス 一切なかったです。最初の2週間、食事制限をしたことでマヨネーズやお菓子を食べたいという気持ちはなくなりました。炭水化物は食べていましたが、タンパク質メインで1日3食を食べていました。キムチ納豆ご飯を食べたり、ヒレステーキを食べたり。
飲み物は基本的には水かお茶かプロテイン。1日1900カロリー以内に抑えていました。キックボクシング以外では1日15分間歩いたり、腹筋したりしていました。そんな感じでダイエットを続けていると、半年くらいで90キロまで痩せましたね。
そのくらいの体重になると死への恐怖心がどんどんなくなってきて、ぐっすり眠れるようになりました。臓器への圧迫も前よりは感じなくなりましたし、外に出てすぐに疲れることもなくなりました。
――停滞期はありましたか。
ルイボス ありました。最初は停滞期を信じていなかったんです。ダイエットを続ける限り、痩せていくに違いないと思っていましたが、人間の体はすごくてある程度まで痩せると、それ以上脂肪を減らさないようにと体が機能するんですよね。
90キロまで落としてから3週間全く痩せなくて。さすがに心が折れそうになりましたが、それでも地道にダイエットを続けていました。それから数ヶ月で68.5キロまで痩せました。
写真=鈴木七絵/文藝春秋
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