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櫻井側の主張に「リーガルハラスメントの可能性」

「この度記載頂きましたB子さんの件につきまして、櫻井孝宏に確認いたしましたところ、強い言葉で誠意のある対応を求められ1000万円を要求されたことから、刑事事件化の可能性のある案件となりますので、弊社と致しましては本件につきましてはご回答できません」

2018年10月、B子さんが撮影した櫻井(B子さん提供)

 回答にある「強い言葉で誠意のある対応を求められ1000万円を要求された」は、先述したB子さんのメールを指しているのだろう。「刑事事件化の可能性のある案件」なのかどうか、アトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹弁護士に見解を聞いた。

「1000万円の請求は法外かつ非現実的とまではいえないと思います。被害者側からすれば当然の要求だと思います。弁護士側のメールも見ましたが、相手方の弁護士が問題視している《幕を引かせる》という文言ですが、『弁護士を介した謝罪やメールの交渉はもう受け入れず裁判をする』という趣旨であれば何の問題もないでしょう。B子さんが弁護士を入れても同様の対応をすると思いますし、社会的な相当性もあるため恐喝にはあたらないと思います。

《本件に幕を引かせて頂きます》=『攻撃的な行動』と考えれば、名誉などに対する『害悪の告知あり』ともいえるのかもしれませんが、そもそもB子さんは『攻撃的な行動』をするとは回答していないので、過剰な対応のようにも思います。

 《100万円の解決金で合意できるのであれば、合意書案を作成いたします。それが難しいようであれば、誠に遺憾ながら、当方より刑事告訴等の法的措置を検討せざるを得ません》という部分はやり方を間違えれば恐喝です。まさに今流行りのリーガルハラスメントといわれてしまいかねない主張です」

 一向に進まない櫻井側の弁護士とのやり取りにB子さんの精神は削られ、指定難病の「潰瘍性大腸炎」と医師から診断され、現在も闘病を続けている。

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