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〈12億円持ち込み資料入手〉統一教会首脳のラスベガス・カジノ豪遊の原資は日本人信者の献金だった

〈12億円持ち込み資料入手〉統一教会首脳のラスベガス・カジノ豪遊の原資は日本人信者の献金だった

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持参させた献金は税関で申告の必要のない1万ドル以下。総額は…

 別の元教団幹部が明かす。

「日本からツアーに参加した信者には、旅費とは別に献金を必ず現金で持参させていました。金額の目安は税関で申告の必要のない1万ドル以下。日本円だとひとり100万円弱でした」

ラスベガスに行った「日本人信者リスト」

 リストには、信者の名前、性別、出入国年月日、献金額(ドル表記)が記載されている。期間は2009年1月~2011年8月で、渡米した信者数はのべ1256人。献金総額は現在の為替レートだと12億円以上に達している。

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「現金は日本からロサンゼルスを経由してラスベガスに入ると、すぐに現地で担当者に徴収されました」(ツアーに参加した元信者)

 この文書の存在によって、韓氏ら統一教会首脳のカジノ資金の原資が日本人信者の献金だった疑いが強まった。

韓鶴子氏はスロットマシーンが好き ©時事通信社

 信者にラスベガスまで現金を運ばせていたことについて、教団はどう答えるか。信者リストについて統一教会に質問すると、こう回答した。

「詳しい事実関係が掴めないため、回答は控えさせていただきます」

 12月27日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および12月28日(水)発売の「週刊文春」では、教団幹部らの“ギャンブル軍資金”を運ぶ信者たちのラスベガスツアーの詳細、カジノに耽溺する教祖夫妻の実態、そして脱会した韓国人元教会長による教団の告発などを複数の内部資料や写真とともに詳報している。

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