文春オンライン

「私が戦争をさせない大人になる」“国民的歌手”MISIA(44)が紅白にかけた“熱い思い”《医師一家に生まれて離島で育った、幼い頃の夢は保育士…》

genre : エンタメ, 芸能

 2022年12月31日、紅組のトリを飾ったMISIA(44)。MISIAが最終歌唱を務めたのはこれで3年目。2020、2021年はMISIAが大トリを務めたが、今年は白組の福山雅治(53)に譲る形となった。

 まず番組半ばで史上初となるディズニーシーとのコラボレーションを披露。そして最後には大達磨の前で「希望のうた」を迫力満点に歌い切り、日本中を感動の渦に巻き込んだ。

 昨年でデビュー25周年の節目を迎え、充実の1年となったであろうMISIA。出場7回目を数えた紅白の舞台には、思い入れもあったようだ。音楽関係者が語る。

ディズニーシーとのコラボ楽曲「君の願いが世界を輝かす」

離れて暮らす“医者一家”家族との固い絆

「デビュー以降はご家族と離れて暮らしているMISIAさんですが、大みそかだけは実家に帰り、家族と過ごすようにしていた。自分が紅白に出場するようになってからはそれが難しくなってしまったが、画面越しに家族が応援してくれるから頑張れる、と語っていました。紅白の紅組で歌うことを知ったMISIAさんのお姉さんの子供は『女だから紅組って決まっとーと?』と不思議そうに話していたとか(笑)。

 MISIAさんの家族は福岡でクリニックを営む医者一家。お父さんが開業したクリニックを、現在はお兄さんが引き継いでいます。お母さんは小児科医で、お姉さんは歯医者さん。コロナ禍の中、医療従事者のご家族とは思うように会えないこともあったはず。この年末も紅白を通して家族に歌を届けることができたのは、彼女にとっても嬉しいことかもしれませんね」

 あまりメディアに登場せず、過去を語ってこなかったMISIAだが、2019年9月10日号の『婦人公論』では自分のルーツを振り返り、こう語っている。

大迫力の歌声で魅了(本人のTwitterより)

《幼い頃に過ごした対馬では、地域医療を志す両親を見て育ちました。急患があれば、食事中でも駆けつけていたものです。小さい頃から、かけがえのない命の大切さを教えてもらった気がします》

 離島で暮らす少女は、いかにして“平成の歌姫”となったのか――。