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スタジオ代やカメラマンのキャンセル料などで、約100万円の損害

 コラボ商品のパッケージ用写真を撮影する約束だったが、深田は2度にわたって撮影現場に現れなかったという。

「スタジオ代やカメラマンのキャンセル料など約100万円の損害が生じました。その分のお金は深田さんの所属する事務所『フォーティーフォーマネジメント』が負担することに落ち着いたんですが、その金が支払われないんです。支払いの催促をしてから一切の連絡がなくなり音信不通状態です。やむをえず簡易裁判所に支払督促を申し出て、裁判所からは支払いを促す『支払督促発付通知』が先方に送られています。しかし、今に至るも向こうから連絡はないし、金の支払いも当然ない。日本一有名なセクシー女優にあるまじき不誠実な対応だとは思いませんか?」

裁判所から送られた支払督促発付通知

 A氏と深田えいみの縁は2021年の春にさかのぼる。A氏が旧知のキャスティング会社から「深田えいみとコラボをやりませんか?」と商品企画の提案を受けたのがきっかけだった。日本を代表するセクシー女優とのコラボレーション、A氏は提案に前向きだった。

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 その後、深田の事務所マネージャー・U氏を紹介されると、商品開発の話は急速に進む。A氏とU氏は原宿のカフェで打ち合わせを2度行い、2021年3月31日には、深田えいみの撮りおろし写真をパッケージに使い、メインの香水や、アクリルスタンド、ハンドジェルなどを販売するという契約を交わした。A氏が続ける。

「当時は、こんなに面倒な話になるとは思ってもみませんでした。U氏はあまり人の目を見て話すのが得意じゃないようで、かなり変わった人という印象がありました。少し怪しいなと思いながらも話はトントン拍子に進んだのですが、いざ2021年5月の写真撮影当日になって、急にU氏から『深田が友達からもらった化粧品を使ったらアレルギー反応が出て救急車で運ばれた』とドタキャンの連絡が入ったのです」

「化粧品のアレルギー反応で救急」の次は「友達の結婚式」

 深田本人が来なければ撮影もへったくれもない。仕方なくA氏は撮影料55万円を撮影を委託した会社へいったん支払い、2週間後の再撮影をU氏との間で約束した。ところが。

「またも当日になって『友達の結婚式に参加するのを事務所に伝えてなかった』という言い訳で、2度目のドタキャンをくらってしまいました」

 やむなくA氏は撮影料の49万円を再び払わされる羽目になった。

東京都港区にある深田えいみの事務所が入るマンション

「撮影にはカメラマンやスタイリストら大勢のスタッフが必要です。彼らのスケジュールを押さえるだけでも金はかかります。そもそも、ドタキャンの言い訳が幼稚ですよね。ああ、俺は深田えいみにナメられてるんだなと思いました。深田さんは『救急車で運ばれた』と言って、約束の仕事を放りだした当日、フツーにYouTubeの配信をしてましたけどね」