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「殺したるわ!」指定された居酒屋で包丁を持って大暴れ
“No.1”は稲掛容疑者に「ここの居酒屋におるから、来るなら来い」と伝えると、不倫関係にある“No.2”とA子を連れて、キャンプを抜け出し、指定した居酒屋に向かったという。
「“No.1”が知り合いの居酒屋に頼んで店を貸切状態にしていたところに、稲掛は本当に包丁を持ってやって来たみたいです。『殺したるわ!』と叫びながら暴れ倒して店はめちゃくちゃに。その時は、“No.1”が何とかなだめて大事には至らなかったみたいですが…」(同前)
結局、その後もA子さんは稲掛容疑者とヨリを戻すことはなく、 “No.2”との不倫関係を続け、“No.2”とA子さんを含めた男組は週1~2回飲み会を開いたり、日帰りバスツアーなどを催していたという。
一方の稲掛容疑者は次第に男組の集まりに参加する頻度が少なくなっていったが、事件が起きた今回の忘年会には参加したという。知人男性が続ける。
「罪を犯すような俺を産んだ母親を恨んでいる」
「忘年会には、A子さんと“No.2”も一緒に出席していました。彼らの関係を知る身としては不思議で仕方ないですね。稲掛は男組に参加した理由を『学生時代の奴らと会えるやろ。それしかおもしろいことがないから』と語っていました。
亡くなった新田が稲掛に何を言ったのかわかりませんが、前回の稲掛の大立ち回りを止めた“No.1”がいながら、なぜ今回は未然に防げなかったのか…」
「罪を犯すような俺を産んだ母親を恨んでいる」と語り、自身の半生に憎しみを募らせていたという稲掛容疑者。彼の理性を“決壊”させるような出来事があの日起きたのだろうか。