「昨年12月の1度目の逮捕容疑は、昨年11月に同じく隣接する武蔵野市の路上で、登校中の女子高生に自転車で後ろから近づいて声をかけ、近くにあったアパートの敷地内に連れ込み、わいせつな行為をしようとしたというものでした。この際には、『君の家に時限爆弾をしかけた』『言うことを聞けば大丈夫』と女子高生を脅迫したうえで、最終的には『ぶっ殺すぞこの野郎!』と声を荒げ、犯行に至ったといいます。結局、女子高生は成瀬容疑者を振り切って逃げ、学校に相談。その後、警視庁に通報がなされ、防犯カメラの映像などから逮捕・起訴されました。成瀬容疑者は『性欲を抑えきれなくなった』と供述しています」(同前)
近隣住民「不自然に自宅前の公園付近を行き来していて怪しかった」
成瀬容疑者の自宅近くに住む50代女性は「今思えば、不自然に自宅前の公園付近を行ったり来たりしていて怪しかった」と振り返る。
「成瀬さんは独身で子供もいませんし、ずいぶん長く住んでいますけど女性を連れて歩く姿も見たことないですね。家の近くは、公園の隣に定員100人の立派な保育園もあって保育士に連れられて歩く園児から、ガヤガヤと騒ぎながら登下校する小学生、自転車で走る中高生など、昼間は子供だらけのエリアです。
成瀬さんは昼間、たまにふらっと家の外に出て、優しいおじさんのように子供たちを眺めていたことがありましたよ。失礼ですが、自分が家庭を築けず寂しい思いをしているから、うらやましそうに可愛い子供たちを眺めているのだと思っていました。性的な目線で見ていたかもしれないと思うとゾッとしますね」
祖母から受け継いだアパート2軒を二束三文で売却
近隣住民らによれば、成瀬容疑者は会社員などを経て、逮捕されるまでは清掃会社で働いていた。自宅は祖母から相続したもので、弟と2人で階を分けて暮らしていたという。実はこの持ち家の他にも、同じ三鷹市内に古びた2軒のアパートを祖母から兄弟で相続している。だが、家賃収入は2棟合わせても30万円ほどしかなく、潤沢な生活でもなかったようだ。アパートの住民が話す。