昨年11月24日、宮迫博之氏(52)のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』で『【親子初共演】「大人になったら酒を飲もう」と約束をした息子と宮古島へ【前編】』を公開。宮迫氏の息子で漫才コンビ「フライドポテト」の藤井陸氏(21)が、相方の山口将氏(22)と登場し、宮迫氏とトークを繰り広げて注目を集めた。
現在、大学生でありながらプロのお笑い芸人として活躍するフライドポテトのふたりに、プロになるまでの経緯、大学お笑いの盛り上がり、今後の目標などについて、話を聞いた。(全3回の3回目/最初から読む)
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事務所に入ったきっかけ
ーー大学在学中に現在の事務所K-PROに入られてプロとなりましたが、その経緯をお聞かせください。
藤井陸(以下、藤井) 大学2年生の時に入ったんですけど、きっかけは「ハイスクールマンザイ」です。代表をされてる児島(気奈)さんが、僕らを含めた「ハイスクールマンザイ」に出場した4組に「うちに入らない?」って声を掛けてくれて。僕ら以外の同期は解散しちゃったんですけど。
ーー事務所に入っている、入っていないは、活動するうえで重要なのでしょうか。
山口将(以下、山口) 重要というか……「入りたいな」というぐらいかな。絶対に入らなきゃいけない感じではないですかね。
藤井 そうですね。フリーでやっていくことも考えてはいました。でも、一緒に入った同期のみんなと話をしていくうちに、やっぱり入ったほうがいいんじゃないかって。
K-PROはもともとライブ制作をメインにした事務所なので、ライブにいっぱい出してもらえるんですよね。もちろん、事務所なのでオーディションを回してもらえるし、スケジュール管理もしてくれるので。僕らはだらしないから、そのへんも助かりますね。
ーー大学生と芸人を両立されて、さらに山口さんはコンビニで、藤井さんは百均でバイトもしていると。なかなか多忙なスケジュールですが、ライブには土日に出るのですか。
藤井 平日ですね。
山口 大学2年、3年からコロナでオンライン授業になったのもあって、ライブに打ち込むようになりました。
藤井 その頃から月に10本くらいは出てます。だから、週に2本はライブやってます。
プロの芸人級にチケットが取りづらい大学生芸人も
ーー事務所に入るメリットについてお聞きしましたが、お笑いサークルに関してはいかがですか?
藤井 上智大学のお笑いサークル「Sophia Comedy Society」からラランドさんが出てきたり、大学お笑いの番組ができたりして注目度がけっこうすごいんです。
山口 いずれ同期の中で売れる人が出てくると思うんですよ。サークルに入って、そうなる人たちと今のうちから関わっておきたいという打算みたいなものもありますし。
ーー実際に大学お笑いの世界に身を置くお2人がそうおっしゃるぐらいだから、相当に盛り上がっていそうですね。
山口 年々盛り上がってきてます。