昨年11月24日、宮迫博之氏(52)のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』で『【親子初共演】「大人になったら酒を飲もう」と約束をした息子と宮古島へ【前編】』を公開。宮迫氏の息子で漫才コンビ「フライドポテト」の藤井陸氏(21)が、相方の山口将氏(22)と登場し、宮迫氏とトークを繰り広げて注目を集めた。
現在、大学生でありながらプロのお笑い芸人として活躍するフライドポテトのふたりに、その出会い、中学時代から続くコンビの結成、高校時代に挑んだ大会などについて、話を聞いた。(全3回の2回目/続きを読む)
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小学校のサッカーチームで一緒になり、仲良くなる
ーーお2人は公立の小学校で出会ったそうですね。
藤井陸(以下、藤井) 僕らは目黒区立碑小学校に通ってたんですけど。小1で出会って、中学校も一緒で。
山口将(以下、山口) いや、1年のときはクラスが違ってたんじゃないかな。3年で同じクラスになって、サッカーのチームでも一緒だったので、そこから仲良くなったんですよ。
藤井 そうだ。1年、2年は仲良くなかった。2人ともサッカーチームのなかでは、歩くスピードが遅かったんですよ。それで集合とか練習とかでも、遅れてチームについていく。
山口 チームで移動していると、その最後尾には必ず僕らがいるって感じ。
藤井 それで必然的によくしゃべるようになって。3年の時のクラスで、山口と僕をふくめた4人でお笑い係ってのを任されたんです。
クラスで「お笑い係」を担当
ーーそれは自然発生的な係ですか。
藤井 単純に目立ちたくて「お笑い係を作ろうか」みたいな。それで担任の先生に頼みました。
山口 クラス公式の係にしてもらったんです。
藤井 といっても、漫才をやるとかではないんですけど。給食の時間に前に出て、前の日にテレビのバラエティで芸人さんがやってたネタを真似てやる感じだったと思います。
山口 芸人さんの真似以外だと、ニンテンドーDSのなかに「うごくメモ帳」ってあったじゃないですか。あれで作ったアニメみたいなやつの動きを真似したり。
藤井 あとはテレビ番組のパロディとか。たとえば『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』だったら、山口が山上を名乗ってなにやらふざけた解説をしたりするという。
ーークラスではウケていたのですか。
山口 いや、ぜんぜん。僕らのやってることをちゃんと見てた子なんて、いなかったと思いますよ。