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合宿打ち上げで別府のスナックでお触り、店破壊に虚偽説明も…日野自動車ラグビー部が600万円請求された

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 ところが事態はこれで終わらなかった。

「その後、店からさらに追加の300万円を要求されたのです。スタッフは再び、該当選手から1人10万円ずつ徴収しようとして『嫌だったら辞めてもらって構わない』と。今度は選手たちも従わず、弁護士に相談して会社との間に入ってもらっている」(前出・日野RD関係者)

関係各所に事情を聞くと…

スローガンはWinning Environment(勝利の環境)(公式HPより)

 日野RDに問い合わせると、回答は「本件は解決済みのことであり、コメントは差し控えさせていただきます」の一文のみ。日野自動車の広報は「お店の方と話し合って解決した。当社としては引き続きコンプライアンスファーストの意識を徹底していくことはやって参りたい」と答えた。

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 一方、リーグワン事務局は「(日野RDから)1月28日に事案発生について報告を受けています。金銭の支払い等に関する詳細は承知しておりません。一般的に、発生後速やかに報告を頂くべきだった内容と考えますが、詳細は事実関係確認中です」と回答した。

 果たしてどのような形で解決したのか、リーグワン事務局の調査が注目される。

 2月1日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および2月2日(木)発売の「週刊文春」では、日野RDが今回の不祥事を公にしたくなかった理由や、女性店員を触ったとされる外国人選手の直撃内容などについて報じる。

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