文春オンライン

長男に「ぼく、生まれてこなきゃ、よかった」と告げられ…冨永愛が味わった“数々の逆境”

note

『大奥』で徳川吉宗役に起用された理由

 そして今回、注目を集めるのが、女優業。『大奥』の制作統括・藤並英樹氏が起用の経緯を明かす。

「テレビで『時代劇に出たい』と話す冨永さんを見ていた脚本の森下(佳子)さんが『吉宗にどうか』と提案して下さって。史実の吉宗も180センチ近くの長身とされ、彼女の凜とした佇まいも相まってピッタリだと思いました。実は以前から自主的に乗馬や殺陣の練習を重ねていたそうで、本当に真面目に役作りに取り組んでおられます」

Twitterトレンド1位になるなど大反響(火曜夜10時=NHK提供)

 冨永が現れると、現場は大いに盛り上がるという。

ADVERTISEMENT

「『殿、待ってました!』みたいな(笑)。特に、腹心・加納久通役の貫地谷(しほり)さんと仲良しですね。世界で戦ってこられた方なので、チームを率いるカリスマ性がある。作品にパワーとクオリティを与えてくれます」(同前)

 数々の逆境をバネに、“天下”を取った冨永だった。

長男に「ぼく、生まれてこなきゃ、よかった」と告げられ…冨永愛が味わった“数々の逆境”

週刊文春電子版の最新情報をお届け!

無料メルマガ登録