ラグビーや野球の名門校として名高い島根県の私立石見智翠館(いわみちすいかん)高校で、生徒らが関与したとみられる女子寮の風呂場の盗撮事件が発覚し、警察が任意の事情聴取や現場検証を行っていることが「週刊文春」の取材で分かった。
ラグビー部や野球部の生徒が関与したと見られる盗撮事件が発覚
石見智翠館高校はスポーツが盛んで、ラグビー部は32年連続で花園出場、野球部も過去に12回甲子園に出場、サッカー部も全国大会に出場経験がある。一方、学業面でも、東大、早稲田、慶應などに進学実績がある。昨年、創立115周年を迎えた文武両道の名門校だ。
そんな名門校で、ラグビー部や野球部の生徒が関与したと見られる盗撮事件が発覚したのは今年1月20日のことだった。学校関係者が明かす。
「寮生活を送る女子生徒が女性教諭に『これは自分かもしれない』と寮の風呂場を写したと思われる画像を示して相談したのです。その女性教諭から教頭に連絡があり、学校側は女子生徒が盗撮の被害に遭ったことを把握した」
目下、関与が疑われているのがラグビー部と野球部の部員たちだという。