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「立ち食い」とうたっているが…女性店主が「昼だけ営業の手打ちそば屋」をオープンした“清々しい理由”

「立ち食い」とうたっているが…女性店主が「昼だけ営業の手打ちそば屋」をオープンした“清々しい理由”

2023/03/14
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 横浜の大衆そば屋は今激動の時を迎えている。JR桜木町駅前の「川村屋」が3月末でその123年の歴史に幕を下すという。残念なことである。かたや、新店が幾つかオープンしている。東急東横線白楽駅近くの「立ち食いそば うどん 心」が2022年12月12日にオープン。

地下駅になった東横線反町駅

 そして東急東横線反町駅近くにも、昼だけ営業する手打ちそば屋「立ち食いそば しおや」が2023年1月30日にオープンした。さっそく2月末の平日の口開けに訪問してみることにした。

反町交差点を右へ

夜はお洒落なビストロ「キッチンばるきど」が営業

 反町駅改札を出て、目の前の国道1号線を東神奈川(右)方向に進み、すぐの反町交差点を右折して50メートルくらい歩いた左手に「立ち食いそば しおや」はある。鰻の「菊家」の手前といった方がわかりやすいかもしれない。

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「立ち食いそば しおや」の目立つ暖簾

 11時過ぎにお店に到着するとまだ暖簾が出ていなかったので、扉越しに中を覗くと、女性がそば切りしている最中だった。たしかに手打ちのそばを出しているようだ。ほどなく女性の方と目が合い、こちらが会釈すると「もうすぐオープンできますから、中でお待ちください。さあどうぞ」と中へ招いてくれた。その女性が店主の熊澤さんだった。

お洒落な店内

 店内は広くモダンなイメージ。夜はお洒落なビストロ「キッチンばるきど」が営業している。そのオーナーの三芳綾さんが、吉野家が展開する株式会社シェアレストランに貸し出しを依頼。代表取締役社長の武重準さんが仲介する形で、1階部分を昼間だけ借りることになったというわけである。