米国行きの切符は最短でいつになる?
その素顔は“野球少年”そのものだという。
「朝はプロ野球ニュースを見ながら朝食をとるほど野球漬けの日々。オリックスのエースは金子千尋や西勇輝のように“お山の大将”タイプが多かったが、山本は『全く嫌みがないヤツ』と誰からも慕われている。後輩の面倒見もよく、3年目の宮城大弥にはタメ口も許し、活躍すると服や時計をプレゼントして可愛がっています」(前出・番記者)
“オリ姫”と呼ばれる女性ファンの人気も非常に高い。
「グッズの売り上げは同じくイケメンの山岡泰輔と1、2位を争うほど。興行収入を考えても、球団は手放したくない」(球団関係者)
12月26日に故郷の備前市で市民栄誉章を受章した際の講演会では「トップレベルのところで野球ができたらとは思っています」と本音を垣間見せた山本。
「順調に行っても海外FA権の取得まであと5年かかる。球団としては年俸が高くなっても残ってほしいが、かつての田中将大級の活躍を見せれば早めのポスティング移籍を認めざるを得ない。落とし所として『日本一達成と3年連続で圧倒的な成績を残す』という条件で交渉を詰めているようです」(前出・球団関係者)
大谷翔平は高卒6年目、23歳でポスティング移籍を果たした。現在、その年齢の山本は、早ければ大谷の2年遅れで米国行きの切符が手に入りそうだ。