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「人によって“それ”ができるかできないかは個人差がある」WBC優勝メンバーが指摘する、侍ジャパンにとっての“最大の障壁”

2023/03/18
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薮田安彦氏が明かしたこれからの“キーマン”

「僕は村上選手だと思っています。当たりも戻ってきていますし、やはりここは期待したい。ただ、あとは打順をどうするのか。3番の大谷選手は絶対に警戒されますから、その後ろを打つ選手が重要になります。イタリア戦と一緒で吉田正尚選手のままでいくのか、それとも村上選手を戻すのか、そこは注目したいですね」

 あとは準決勝と決勝で先発が予想されている佐々木朗希と山本由伸といった若い投手たちにも薮田氏は期待を寄せている。

準決勝での先発が予想される佐々木朗希投手 ©佐貫直哉/文藝春秋

「彼らがどんなピッチングをしてくれるのか本当に楽しみです。繰り返しになりますが、よそ行きではない普段の自分のピッチングスタイルを心掛けてほしい。相手がメジャーの打者だからといって萎縮することなく、自信を持って投げることができれば絶対に通用するはずです。残り2戦、厳しい戦いになるとは思いますが、チーム力を見れば十分にチャンスはあると思うので、ぜひ世界一を奪還して欲しいですね」

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。次のページでぜひご覧ください。

「人によって“それ”ができるかできないかは個人差がある」WBC優勝メンバーが指摘する、侍ジャパンにとっての“最大の障壁”

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