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〈14年ぶりの世界一〉WBC優勝の瞬間、渋谷では何が起きていたのか…フェイスペイントを施して“狂乱する野球ファン”の様子を徹底ルポ

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「ずっと渋谷に来たいと思っていて……」

 彼らと同じく、友人たちと試合を観戦し、その後、渋谷スクランブル交差点前で盛り上がる若者グループがいた。

奈良県から来た男性グループは阪神タイガースのグッズを掲げる ©文藝春秋

「ずっと渋谷に来たいと思っていて、旅行も兼ねて奈良県から来ました。今日の試合は本当に最高でしたね。

 ユニフォームとタオルを見てもらったらわかる通り、注目していたのは阪神の選手です。メキシコ戦での緊急登板をなんとか切り抜けてくれた湯浅京己、源田壮亮が怪我した時の中野拓夢の頑張り……もう、忘れられません!

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 とにかく野球が好きで。これからも一通り東京を観光してから東京ドームで阪神対巨人の試合を見てきます」

 渋谷の街は一見いつもとあまり変わりなかったものの、そこにはたしかに若い野球ファンの熱気があった。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

〈14年ぶりの世界一〉WBC優勝の瞬間、渋谷では何が起きていたのか…フェイスペイントを施して“狂乱する野球ファン”の様子を徹底ルポ

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