昨年の文春野球コラムでロッテ、そしてロッテファンのファンであることを公言してから、皆様にあたたかく受け入れていただき、こうしてもう一度千葉ロッテマリーンズについて語る機会をいただくことができました。本当にありがとうございます。
実は前回のコラムを書き終わってから、「あのことを書けばよかったな、来シーズンはこれを書かないと」などと逐一メモしておりました。今回は待ちに待った登板というわけです。
さて2023年のNPBは、WBCの熱が冷めやらぬまま始まり、プロ野球ファンにとって、かなり豪華なシーズンスタートになったのではないかと思います。
ロッテに関しては、やっと声出し応援が解禁! まさに私が出会ったときのロッテに戻りつつあることが嬉しくてたまりません。懐かしい応援歌も、新曲も、全部良い。まだ現地では感じていないのですが、これでもかというくらいのライトスタンドの熱量は画面を通しても伝わってきます。私事ですが、この度新しい命を授かり、おうちでパテレ生活を満喫しています。ロッテの声出し応援、胎教に良いはず。(※諸説あります)
そして、ロッテから侍に選ばれた佐々木朗希選手。本当にお疲れ様でした、ありがとう! NPBのマウンドで投げる姿を見て、一回り、いや二回りも成長して帰ってきたなと感じました。今シーズンは彼への期待が、今まで以上に高まっていることと思います。相変わらず、朗希選手・松川選手(※今は出場機会を得るためにファームにいますが)のバッテリーには美味しいご飯をたらふく食べさせてあげたい。私の母性も今まで以上に高まっています。
また、ロッテからはもう1人、侍のサポートメンバーとして招集されていた投手がいます。種市篤暉選手です。
同郷なだけじゃない 種市選手との接点
彼は2019年途中から先発ローテーション入りを果たしていたのですが、2020年にトミー・ジョン手術を受け、翌シーズンはリハビリに専念していました。そして昨シーズン夏場に一軍復帰登板を果たし、今季は一軍の先発ローテーションに入っています。
そんな種市選手と私には、同じ青森県三沢市出身という接点があるのです。「同郷なだけじゃないか?」と思いますよね。違うのです。
私の地元では毎年夏にお祭りがあり、前夜祭でいわゆる祭囃子を披露します。笛代表の女の子は2名選ばれるのですが、そこに選ばれし1人は私、そしてもう1人は同い年の友人・種市さん。そう、彼女こそ、種市篤暉選手のお姉様だったのです!
まぁ、友人と豪語しましたが、彼女とは特に連絡をとっているわけでもなく、あの日一緒に笛を吹いた「笛友」なだけですが。
つまり種市選手は私の友人の弟、いや笛友の弟です。
どうでしょうか、まさにつかず離れずの、この絆。いや、本人に地元で会ったことはないですが。種市選手が昨シーズンの終わり頃から始めたインスタグラムには、オフのプライベートなことも載せてくれていて、地元のことが書いてあると「あ~あそこね!」って全部わかりますからね。すごいでしょ。
なんだか切ない自慢はここまでにして。とりあえず同郷のよしみということもあり、入団して背番号63をつけた時から、ずっと応援している選手です。