「NEWSポストセブン」が報じた阪神タイガースの公式チアリーダー「Tigers Girls」のメンバーが元交際男性と金銭トラブルになっている問題を巡り、渦中のメンバーA子さん(24)が「週刊文春」の取材に応じ、記事について「事実と違います。ブランド品などの購入をねだったことはない」などと証言した。また、A子さんが球団側に退職願を提出していたことも分かった。
15年ぶりの開幕4連勝を飾り、2005年以来のセ・リーグ制覇に向けて好調なスタートを切った、岡田彰布新監督(65)率いる阪神タイガース。そんな状況に水を差す“事件”が報じられたのは4月10日のこと。
「彼女になる」と言ったのでプレゼントを買い与えたが…
「《阪神タイガースに波紋》公式チアガールのメンバーが中年男性に『恋愛匂わせた貢がせ』行為で金銭トラブルに発展」
NEWSポストセブンがこう題する記事を配信したのである。告発したのは、A子さんと金銭トラブルになっていると主張する不動産会社を経営するB氏(39)だ。
B氏がNEWSポストセブンに語った内容は主に次の通り。
3月7日、大阪府内の相席バーでA子さんと出会った。「阪神のチアなんだ」と打ち明けられて連絡先を交換。翌日、買い物デートへ。A子さんがプレゼントをねだってきた。「彼女になる」と言ったので約25万円のブランド品などを買い与えた。その後もAmazonの『ほしい物リスト』などで色々買わされた。ところが、約2週間後に「やっぱり付き合えない」と別れを告げられた。音信不通になったので、球団に“通報”した――。
実はこのB氏、「週刊文春」にも本件を“通報”。全く同じ内容を語っていた。B氏は自身について、「不動産会社など2社を経営。昨年度の売上は9000万円ほど」「愛車はベンツ」などと身上を明かしていた。
「週刊文春」は、A子さんから被害を訴えるB氏の主張の事実確認のため、当のA子さんに取材を申し込んだ。すると、A子さんは時折、涙を流しながら小誌の取材に60分にわたって応じた。