沖縄県宮古島にある人気のビーチ「中の島ビーチ」で、男性が勝手に小屋を設置し、無断でマリン用品のレンタル店を営業。
さらに、観光客などに不当な金銭を要求したり、暴言を浴びせることから苦情が殺到し、行政指導が入る事態になっています。
「めざまし8」は、現地で男性を直撃取材しました。
「入場料1人1000円」金銭の要求や暴言も…
宮古島の中心部から30分ほど、下地島にある「中の島ビーチ」。
伊良部大橋の開通によりアクセスが良くなったことで人気が急上昇。周辺の海は透明度が高く、珊瑚礁や熱帯魚を見ることができる屈指のシュノーケリングスポットです。
男性は、ビーチに設置した小屋で、飲み物やライフジャケットなどのレンタル業をしています。
4月14日、「市有地を無断で不法占拠状態になっており、営業申請許可もされていない」として、宮古島市の職員たちと警察が、男性の元を訪れ、行政指導を行いました。
市によると、無許可営業については2016年頃から再三に渡り、口頭で注意してきたといいます。
さらに男性はこんなものまで。
宮古島市 財政課 課長:
入場料を4月25日から取るという看板を設置して、先週については、1日で20件あまり、観光課の方に苦情の電話があった。
13日に男性がビーチに設置した「お知らせ」と書かれた看板には、「4月25日から入場料1人1000円 いやなら別に行って下さい」と入場料を要求する言葉が書かれていました。
宮古島市のマリンガイド:
入場料払わなければかき氷とかジュースを買っていけとか。それが嫌なら出て行け、来るんじゃねえとか言われたり。(同業者に)ここでガイドするのであれば、30万納めろとか。
男性は、以前から観光客や地元の人にまでお金を要求したりすることがあったといいます。さらに、暴言を浴びせることも…。
宮古島市民(40代):
「デブが泳ぐな」ということは言っていましたね。
宮古島市のマリンガイド:
酒飲んで騒いで、すごく罵声を浴びせて。セクハラまがいのことを言ったりとか、せっかくきれいな島に、きれいな海に来ている観光客の方が、すごく嫌な思いをして帰るのかな。実際に中の島ビーチには、もう行かないっていう人もいますね。