覚せい剤のパケ(小包み)と一緒に写る写真や、腕の静脈に沿って注射痕が残っている濱口容疑者の腕の写真もある。
知人らによると、濱口容疑者は大麻なども含め常習的に違法薬物を使用しており、その頻度は近年、加速的に増していったようだ。直近の言動は「明らかに常軌を逸していた」という。
わいせつライブ、ステージ裏で号泣…常軌を逸した様子の数々
ニドラアサシンとしてラッパー活動をしていた濱口容疑者は兵庫県出身。「朝からXO」という楽曲がSNSでバズり、有名ラッパーの仲間入りを果たした。メロディアスなビートに乗せた聞き取ることが困難なラップが「中毒性がある」と若者を中心に支持を集め、ラップで対戦相手を言い負かすMCバトルイベントの常連にもなった。中性的な顔立ちを生かし、メイクやネイルをして女装するなど個性的なファッションも人気だ。
一方で、さまざまな奇行が目立ち、薬物の影響の噂は絶えずつきまとっていた。
「彼の武器は早口のラップです。ただ、早口なだけじゃなく何を言っているのか本当によくわからないんですよ。言葉として成立していないというか……。だからMCバトルでも、相手はニドラが何をディスっているのかわからなくて、バトルが成立しない(苦笑)。
頭が“イッちゃっている”ように見えるので、薬物をキメてラップをしているんじゃないかという噂もありました。最近ではあるイベントのステージ裏で号泣しているところを目撃されたこともありますし、昨年にはインスタライブ中に交際相手の下半身を激しく触り、大炎上していました。
だから彼が逮捕されたと聞いても、『まさか』とはならないですね」(業界関係者)
昨年10月には、元交際相手がInstagramで濱口容疑者の覚せい剤の使用を“暴露”したこともあった。