このことについて、濱口容疑者は、今年2月に公開された知人ラッパーのYouTubeに出演し、「人生でふざけたことは何回もある」「半年以上前の動画や1年以上前の画像を流された」などと釈明。
あくまでも過去の話として、現在は病院で処方された薬以外は使用していないと説明したが、実態は全く違っていたという。
「俺はラッパーだから止めない」“違法薬物大乱用”の実態
「大麻は毎日。MDMAやコカインのほか、覚せい剤についても少なくない頻度で使用していました。さらに睡眠薬のオーバードーズもしており、精神的におかしな状態が続いていました。そんな彼を心配する周囲がもう止めるようにと諭しても、『俺はラッパーだから止めない』などと聞く耳を持たなかったそうです」(前出の知人)
さらに濱口容疑者は“あるグループ”に憧れていたという。
「『27 クラブ』に自分も入るんだとよく言っていたんです」(別の知人女性)
「27クラブ」とは自殺などの原因で、27歳で命を落とす世界的なアーティストが多いことから作られた言葉だ。特に有名なのはギタリストのジミ・ヘンドリックスやニルヴァーナのボーカルのカート・コバーンらだろうか。ドラッグを愛用していた人物も多く、彼らの刹那的な生き方に憧れる若者は少なくない。
「『自分は27歳で死ぬから、あともうちょっとしか生きない。そんな俺がシャブをやって、何が悪い』というようなことを言っていました。周囲の言葉に耳を傾ける様子はありませんでしたよ」(同前)
「ニドラに“沼る”女性からの貢ぎで生活していた」
またこの知人らによると、濱口容疑者は2年ほど前に関西から東京へと拠点を移していたが、自宅はなく、元交際相手や他の知人女性宅、ホテルなどを転々とする生活をしていたようだ。そうしたホテル代に加え、美容代、違法薬物代がかさみ、金銭的に困窮していたという。
「あのように独特のルックスですから。沼る女性がたびたび現れ、彼女らはニドラに相当額を貢いでいるようでした。“奴隷契約書”を書かされたという女性もいました。まだ関西にいた頃の女性ファンを裸で自宅に呼び出しなどと、女性への接し方にも病的なところがありました。交際相手と別れた後も、別のラッパーの女性らがニドラが支えていました」
若年層にはびこる違法薬物。影響力が大きい濱口容疑者だけに、捜査の進展が待たれる。