夫は箱根駅伝の元スター選手で商社マン
和久田アナは19年2月に、一般男性のAさんと結婚。お相手は箱根駅伝の元スター選手で、卒業後、大手商社に就職している。
「爽やかなスポーツマンといった印象の好青年で、大手商社ともなれば現在の年収は1500万円程度。結婚後、欧州に1年程度の研修に出ています。産業機械系の営業部門にいますが、バリバリ働かねばならないような職場環境で、決して休みが取りやすくはない。それでも、奥さんの産後10日ほど育休を取っていたそうです」(Aさんの知人)
NHKの配慮による“和久田シフト”
もう1つ、NHKの“和久田シフト”も背景にあるようだ。
「ニュース7の場合、出社は昼12時頃と遅め。ウオッチ9などと違って、放送後の反省会も行わないのが慣例です。そのため、夜7時半に出演を終えると、8時頃には退社できる。しかも、出演は月〜木曜のみです。基本的にニュース7のキャスターが務める選挙特番も、今回の統一地方選では別のアナが担当しました。多忙な中でも、育児の時間を少しでも持てるよう配慮がなされているのです」(別のNHK関係者)
女性の登用を掲げてきたNHKの前田晃伸前会長に尋ねてみると、
「大変な仕事だよなぁ。1回だけじゃなく、(毎週のように)ずっと出るってね。やっぱりね、女性にとってはまだまだきつい職場だから。家庭環境がみんな違うから一律にはできないだろうけど、戻りたい人がすぐ戻れるようにしないとね」
東北地方で暮らす夫Aさんの母は、“義理の娘”の復帰についてこう語る。
「番組(ニュース7)は観ていますよ。2人で協力して子育てをしているみたいです。麻由子さんは初めて息子から紹介してもらったときから素敵な方だと思っていましたけど、色々気遣いをしてくれる方で、よく孫の写真を送ってきてくれます。初めて離乳食を食べたとか、歯が生えてきたとか、花見に行ったんだとか。いつも動画を一緒に送ってくれるので、遠くからでも孫の成長を見られています」
今後は、母として、看板アナとして、従来の“ワク”に収まりきらない活躍を見せてくれそうだ。