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イヤホン王子におススメのイヤホンを教えてもらおう

――お手頃価格でビジネスマンにおススメのイヤホンはありますか?

岡田 今年2月に発売されたばかりで“ながら聴き”ができるソニーの「Float Run」です。従来の“ながら聴き”は、こめかみにスピーカーを当てて骨を振動させて聴覚に届けるとい骨伝導タイプだったため、場合によってはこめかみの部分が痛くなってしまったり、ストレスを感じるユーザーの方もいらっしゃいました。

©文藝春秋 撮影/三宅史郎

 でも新たに発売された「Float Run」は耳の前にスピーカーがあるだけで圧迫感が全くない。耳を完全にフタしないため締め付けやくすぐったさがない上に、リモート会議をしながら社内の様子もきちんと聞ける。主婦の方だったら家事をしている際、音楽を聴きながらお子さんの様子も把握することができます。 

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 ソニーの「Float Run」は約2万円ですが、Shokz(ショックス)の 骨伝導イヤホン「OpenMove」は1万円程度で購入することもできます。

 どちらももともとはスポーツ用でしたので、ランニングをしながら音楽を楽しむ方にもご好評を頂いています。

――音楽を高音質で楽しみたい、でもいきなり1万円や2万円もイヤホンに払えないよ…という人におススメのモデルはありますか?

岡田 Hi-Unit(ハイユニット)の「有線ピヤホン2」はいかがでしょうか? ピエール中野さんというプロのドラマーが監修しているモデルでありながら4000円程度でお買い求めいただける人気イヤホンです。遮音性が高く重低音がしっかりと響く一方で、立体感のあるサウンドが特徴です。この価格帯でここまでのイヤホンはなかなかないので、コストパフォーマンスが高いと思います。

©文藝春秋 撮影/三宅史郎

 またマイクもついているので、リモート会議にも使用することができますよ。