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りりあんぬ サバゲーを始めて、体型だけでなくいろんな変化がありました。そのひとつに、仕事があって。のめり込んでいるうちに、TikTokの動画がバズったり、SNSのフォロワーが増えたりして、サバゲーの仕事の依頼などもされるようになったんです。

 でも、彼はサバゲーをすることに反対していました。これから結婚するのに、趣味にのめり込んでるのをよく思っていなかったんです。あとは銃で遊ぶこと自体にあまりいいイメージを持っていなかったみたいでしたね。 

 

――ご自身が痩せたことへの反応は?

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りりあんぬ 付き合っている間に40キロ台まで落としたのですが、全然反応はなかったですね(笑)。まあ、もともと無口な方だったので。

 4年付き合って、婚約もしていたから、夢を反対されても別れるかどうかはすごく悩みましたが、好きなことを仕事にできそうなチャンスをどうしても諦められなくて……。それでもすごく悲しかったし、しばらくは引きずりましたね。でも、あの選択がなかったら今の私はなかったから、後悔はしていません。

ラーメンやお肉をおかずにご飯を3、4杯食べる食生活

――そもそも、サバゲーで85キロから48キロまで痩せる前は、どんな食生活を送っていたのでしょうか?

りりあんぬ うちの家族は、みんな食べることが大好きなんですよ。兄弟が5人いるんですけど、15合のご飯を1日で食べちゃったときがあって。 

ダイエットを始める前のりりあんぬ葵さん(写真=本人提供)

――え、1日でですか?

りりあんぬ そうです。お母さんが仕事に行く前に炊いてくれていたのですが、帰ってきたら炊飯器が空っぽになっているもんだから、泣きそうな顔をしていたのを今でも覚えています。当時は、小腹がすいたら大盛りのご飯に醤油とかふりかけをかけて食べていましたね。

 大学生になってからは、さらに食べるようになっちゃって。日清カップヌードルの「欧風チーズカレー」にハマって、1日に6食は食べていました。ほかにも、家系ラーメンや牛タン「ねぎし」のブラッキーセット(牛カルビ肉を使用したセットメニュー)が大好きで、ラーメンやお肉をおかずにご飯も3、4杯は平らげてましたね。

 ただ、食べるのと同じくらい運動もしていたから、当時の体型は“ぽっちゃり”くらいだったんですよ。

――運動は何をされていたのでしょうか。