都内に出店が続くベッセルホテルへ
7日目●5月5日(金)
ベッセルイン浅草 つくばエクスプレス(東京都台東区)
10200円
荻窪から朝早く自宅へ戻る。九州のホテルにGWの状況をオンライン取材し、地方ホテルの状況をアップデート。やはり盛況の模様であるが人手不足に悩んでいるという。ホテル業界が抱える深刻な一面である。
後半戦に備え荷物チェンジ。前日ちょっと気になった上野・浅草エリアを再度調べてみると、前日では103軒あった空きホテルがなんと181軒に増えている。浅草だけに絞っても81ホテル。東横インが8600円、スーパーホテルは9500円、アパホテル9900円、ドーミーイン9990円と、周辺ホテルを参考に料金設定していることがわかり興味深い。
東横インもスーパーホテルも、何度チェックインしたかわからないくらいの利用回数であり、アパホテルもドーミーインもこの旅ですでにチェックインした。そんな中、最近都内に出店が続くベッセルホテルの新しい店舗を発見。実は3月に開業した高田馬場のベッセルホテルではスイートルームの客室監修をしたこともあった縁で、このGWに訪問しようと思っていたのだが…ありゃりゃ満室。
個人的には肘掛けの無い椅子がツボ
ほかの新しいベッセルホテルも気になっていたので「ベッセルイン浅草 つくばエクスプレス」に決める。到着するとどこかで見た記憶が…ここって東横インじゃなかったっけ? ウッディなファサード、スタイリッシュなロビースペースをチェック。もちろん客室も東横インよりオシャレになっていたが、水回りなどは年季が入っている。
また、ドーミーインは大浴場とサウナも使えて9990円、こちらは大浴場もサウナも無く1万200円ということで、ホテルの料金設定は改めて難しいと感じる滞在ともなった。
でも、至極個人的な感想だが肘掛けの無い椅子はツボ。ちょっとした目線次第でゲストそれぞれのツボにはまっていくホテルになる。浅草ということで定番のホッピー通りを満喫。
ちなみに5月3日に撃沈した箱根、御殿場について5日の状況を調べてみた。箱根で空き9軒とやはり少ないが、その中で何度か出向いたことがあるコテージタイプが1棟3万円台で見つかった。御殿場では30軒の空きが見つかり、通常の土曜日と同じくらいの料金設定だ。御殿場に多い宿泊特化タイプのホテルは繁忙期でも空いていて心強い。