「岩橋のジュニア時代の人気は凄かった。雑誌『Myojo』(集英社)では、『恋人にしたいJr.ランキング』では、永瀬や平野を抑えて2014年から2018年にかけて5連覇を達成するほどでした。一度は活動再開を発表したのに叶わなかったのは、ジャニーさんが岩橋と直接面談して下した判断だといいます。
しかし、脱退後もメンバー間の絆は固く2022年10月9日には、鈴鹿サーキットで開催された『F1日本グランプリ』にて、岩橋とキンプリメンバーが再開。翌10日に更新された岩橋のインスタグラムには『「幸せ」「感謝」「大好き」今日はそんな1日でした』、『King & Princeのみんな、ありがとう』と投稿されていた」(同前)
メンバーの結束の強さがキンプリの強みだったが…
デビュー氷河期、事務所のサポートの薄さ、メンバー脱退……これまで数多くの困難に直面してもメンバーの結束があったからこそキンプリは危機を乗り越えてきた。しかし、2022年11月4日、ファンクラブサイトにアップされた約20分間の動画は驚くべきものだった。
〈デビュー当時からジャニーさんとしてた夢、そしてジャニーさんとしてた約束、そしてファンの皆さんとしていた約束、海外で活躍できるグループになることを目指して頑張ってきましたが、メンバーそれぞれが歳を重ねて、それぞれが経験を積んで、活動方針に違いが出てきました〉(平野コメント)
〈僕は King & Princeとして、海外に進出することが僕自身と、ジャニーさんとそして応援してくださってるファンの皆様の大切な夢の1つでありました。その夢を追い続けるために活動をしてきましたが、活動をしていく中で海外進出のことだけではなく、活動方針の考えが変わっていきました〉(神宮寺コメント)
“活動方針の違い”を理由に、平野、神宮寺、岸の3人が脱退、退社することが発表された。スターダムを駆け上ったとはいえ、デビューから5年足らず。まだまだこれからというところでのキンプリ解体は世間に衝撃を与えた。メンバーを知る人物は急な脱退発表の裏をこう推測する。