スマホの画面に映る、インスタグラムのライブ配信を楽しむ2人の選手。福岡ソフトバンクホークスの木村大成(19)と加藤洸稀(19)である。2021年のドラフト同期組の2人だ。ただ、彼らの背後には本来、見えてはいけないものが……。
北海道北広島市出身の木村は、北海高校3年生時に春と夏の甲子園に出場。共に1回戦負けだったが、ドラフト3位で指名された。
「最速150キロの左腕。肩を痛め、1年目は二軍で6試合に登板し、防御率6.43でした。あいみょんのファンで、登場曲も彼女の曲です」(スポーツ紙記者)
加藤は兵庫県姫路市出身。滝川第二高時代に甲子園は出られなかったが、育成ドラフト6位で入団し、昨年は主に三軍の試合に登板した。ソフトバンクの育成枠といえば、千賀滉大や甲斐拓也などメジャーリーガーやWBC戦士も輩出しており、
「加藤もコーチ陣から『成長株』と期待されている一人なのです」(同前)
そんな期待の若鷹たちに、ある疑惑が持ち上がったのは、5月15日の夜9時半ごろのこと。
「この日、若鷹寮の部屋から、加藤さんのインスタグラムのアカウントでライブ配信が行われたのです」(視聴していたファン)
内容はというと、2人でゲームの「プロ野球スピリッツ」をプレイしながら、ダラダラと喋るというものだったが、
「木村さんの背後にある黒い冷蔵庫のようなものの上に、『氷結』の500ミリリットル缶が置かれていたのです。でも2人とも20歳未満。配信開始直後に木村さんが二度見して『ヤバい!』という表情で、慌てて缶を隠しました」(同前)
そして木村はスマホに手を近づけ、配信を急遽ストップ。この間、わずか10秒ほどだった。彼らがライブを再開したのは、約1時間後のことである。