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 キムタクは「好き」では3位に転落したが、「嫌い」では第1位を守った。それも2位の約7倍の票を集めるという嫌われぶり。

木村拓哉 ©文藝春秋

「番宣で出た『関口宏の東京フレンドパーク』(TBS系)のホッケー対決でバディの松山ケンイチさんを置き去りに自分だけが活躍する姿にうんざり」(25・女)

「SMAP解散でイメージ悪くなった」(51・男)

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 いまだ解散騒動での悪者のイメージが強いキムタク。

「今こそキムタクが仲間を裏切り権力者に収まる役をやったら大フィーバーするんじゃないでしょうか」(ライター・大山くまお氏)

 2位にはいまや司会業がメインの坂上忍(49)。

「子役時代から見てきたこの人が、不遇の時代を乗り越えてカムバックを果たしたと思ったら、今やワイドショーでの『毒舌タレント』。折角の長い芸歴が勿体無い」(42・男)

「偉そうだから」(27・女)

 3位も新顔、ディーン・フジオカ(36)。

「ハーフか海外育ちなのだと思っていたらそうではなく、カタカナ名でちょっと騙された感じ」(47・女)

「横文字のお名前がミステリアスな感じで受けていますが朝ドラのブレイクは役のイメージで得をしただけ。その後の作品は演技が一本調子。情報番組に出るらしいけどそんな知性はみじんも感じられない」(71・女)

 4位には福山雅治(48)がランクイン。福山は前回「好き」で8位だったが、今回は33位まで転落。

「結婚発表以降、発言含めて、マジックが消えたかのように全く魅力を感じない」(40・女)

福山雅治 ©JMPA

 女心はなんと移ろいやすいものか。だが、前出の九龍氏はこう話す。

「福山が『嫌い』だけに入っているのはちょっといいなと思います。結婚前には完璧なカッコイイ役が多かった。でも最近は映画『SCOOP!』での汚れ役への挑戦とか、自分で転換期だというのを自覚しているフシがある。それが伝わっているからこその4位なのでしょう。一方、SMAP解散でも何も変わらない木村拓哉はどこでシフトチェンジするのか……」

 

 5位もニューフェイスの山﨑賢人(22)。漫画原作の“王子様役”を数多くこなしてきた。今夏にはこれまた漫画原作の映画「ジョジョの奇妙な冒険」に主演。

「漫画の実写化の主人公が多くて出すぎだと思う。どれも同じ感じで飽きられそう」(31・女)

「好き」5位の堺雅人(43)は「嫌い」では7位。前回同様両方にランクインだ。昨年は1年にわたり大河ドラマ「真田丸」で、日の本一の兵と呼ばれた戦国武将・真田幸村を好演。

「表情がくどい」(35・女)

「表情豊かで面白い」(36・男)

 相反する意見が寄せられるのも、全国津々浦々で観られる大河俳優の宿命か。しかし今年の「おんな城主 直虎」の柴咲コウ(35)は、「好き」で29位、「嫌い」で52位。好き嫌いさえ論じられない大河俳優というのは、切ない。