プロ野球最多逮捕者が語る“逮捕から留置所生活の詳細”
退団後は公の場に姿を現すことなく、2019年に公開された笠原将生のYouTubeチャンネルに登場して久々にファンの前に姿を見せることとなった。そのなかで、宮本は退団後、地元・和歌山に帰り、一般企業で働いた後にラウンジ経営を始めていたことを明らかにした。
その3年後の2022年には、自身のYouTubeチャンネルを開設。自らを「プロ野球最多逮捕者」と名乗っていた。投稿した動画には、逮捕から留置所生活を詳細に語ったものもある。
「宮本は動画の中で、逮捕の原因は経営店舗の従業員がキャッチ(客引き行為)をしたことだと語っています。その他にもラウンジの無許可営業などの風営法違反で5回の逮捕歴がありました。今回6回目の逮捕で自身の持つ“最多記録”を更新してしまったことになります」(同前)
「宮本武文」という名前よりも、「元プロ野球選手」「元巨人投手」といった属性が注目されてしまう今回の事件に、「またか……」と頭を抱えるのは球団関係者だ。
2018年に柿澤貴裕が、2022年に小野仁が窃盗で逮捕
「巨人では2018年に柿澤貴裕元選手がチームメイトの所持品を転売目的で盗んだとして逮捕され、2022年にも小野仁元投手が常習的に酒を盗んでいたとして有罪判決を受けています。柿澤選手の盗み癖は楽天時代から一部では有名でした。監査はなにをやっているんだろうと思いましたが、露出癖で手を焼いていた田口麗斗をヤクルトは取っていきましたし、欲しい選手がいると人格は度外視されがちなのかもしれません」(球団関係者)
柿澤、小野、そして宮本となぜか“窃盗犯”ばかりを輩出しているように見える巨人。だが、球界における窃盗事件というのはそれほど珍しい話ではないようだ。前出の球団関係者が声を潜めて続ける。