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《女子高生死体遺棄》「うるせー、黙れ!」といきなりキレて…“逮捕の20代後半夫婦”が地元で見せた“狂気の瞬間”【初公判で起訴内容を認める】

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和美容疑者は高校時代「正直変わり者だった」

 一方、妻の和美容疑者が生まれ育った街は群馬県渋川市だ。父と母と弟と、2階建ての一軒家に住んでいたという。近隣住民が語る。

和美容疑者(中学校の卒業アルバムより)

「和美容疑者のご家庭は近所づきあいを一切なさらなかったんですよね。ここら辺では昔ながらの“隣組”があるんですが、和美容疑者の両親は『自分たちは入りません、近所付き合いもしたくない』といって、わざわざ当時の班長に申し入れをしたと聞いています。だから、あのおうちには、回覧板も回しませんでした。

 いつも、部屋のカーテンが閉まっている家で。正直、和美容疑者の家族と街ですれ違ったとしても気づかないと思います。報道では、和美容疑者は前の旦那さんとの間にできた3人の子どもを、この家に住むご両親に預けていると言っていましたが、子どもが外で遊ぶ姿も見たことがありません。子どもの登下校などは和美容疑者の両親が車で送ってあげているようです」

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和美容疑者の実家の外においてあった植物 ©文藝春秋

 和美容疑者の高校時代の同級生が語る。

「高校時代の和美は“いじられキャラ”でした。正直変わり者というイメージが強いですね。男子からは旧姓の苗字を呼び捨てで呼ばれていて、音楽系の部活に入っていました。休み時間には仲の良い女子たちと静かに話していたと思ったら、急に『わー!』と叫びだしたりして、教室がざわつくこともありましたが、変なところといったらそれぐらい。いつもおちゃらけている女芸人という感じで、男っ気は全くなかったです」

中学校時代の和美容疑者(卒業アルバムより)

 高校の卒業アルバムには「2組のみんなに逢えて本当に良かった。色んな事があったけど、これ読んでる時、ちゃんと卒業できてますように。」と書いていた。そこからは、今回の事件に至るような“闇”はうかがい知れない。

 9月1日午後、取材班は和美容疑者の実家から出てきた、弟や両親と思われる人物に声をかけたが、取材には応じなかった。

 捜査関係者によれば、和美容疑者は現在、警察の取り調べに対して、「夫と親密だと思い、Aさんに会わないでくれと言った」と供述。一方、章平容疑者は「妻に嫉妬された」と話しているという。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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