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上履きを隠されたり「ブス」と呼ばれたり…不登校を乗り越えた白石麻衣を女優にした“指導官”の一言

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 月9ドラマ『風間公親 ―教場0―』(フジテレビ系)。木村拓哉(50)演じる捜査一課の刑事指導官とバディを組む新人刑事・鐘羅路子(かねらみちこ)を演じるのは、元乃木坂46の白石麻衣(30)だ。

女性からの支持も厚い白石

◆ ◆ ◆

 ドラマ関係者が明かす。

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「白石は役作りのために髪を20センチ以上切り撮影に臨んだそうです。木村のことは『周りの状況が見えていて、余裕があって素敵です』と語っていました」

近所でも評判の美少女だった白石が不登校に…

 1992年、群馬県で生まれた白石。山に囲まれた自然豊かな町で育った。幼い頃から「近所でも評判の美少女だった」(同級生の親)という。中学はソフトボール部に所属。2年生時の県大会でベスト4まで勝ち上がるなど、スポーツに打ち込む日々を送っていた。

 だが、そんな彼女の日常は“ある出来事”をきっかけに一変する。

「中2の冬頃から、白石さんは学校でいじめられるようになりました。きっかけは他のクラスメイトへのいじめを止めたことだったとか。そこから、美人で目立つ存在だった白石さんが標的になりました。上履きを隠されたり、『ブス』と呼ばれたり、ノートに落書きされるなど、陰湿ないじめを受けていたと聞いています」(別の同級生の親)

 白石自身、「フラッシュ臨時増刊」(13年7月10日号)で、当時のことをこう振り返っている。

〈ささいなトラブルが原因で、教室に行きづらくなってしまったんです。中3の夏休み前までは通っていましたけど、夏休みが明けてから教室に入れなくなってしまいました〉

キムタクとは初共演 『風間公親 ―教場0―』(フジテレビ系)HPより

 卒業式にも出席せず、1人で卒業証書を受け取ったという。辛い記憶から逃れるように、高校では地元を離れ、母と埼玉県に引っ越した。歌が得意だった彼女は西野カナらに憧れ、音楽の専門学校に進学。そこで講師に紹介されたのが、乃木坂46第1期生メンバーのオーディションだった。