直撃!「中野美奈子、政界進出」の真偽は…?
――中野さん、文春オンラインです。
中野 うわ! びっくりした! すみません。今、子どもを駅に送るところで、電車が出ちゃうんです。戻ってきますから。
中野はそう言い残し、子供を車に乗せると駅のほうへと消えていった。体よくあしらわれたかと肩を落としていたところ、20分後、約束通り中野は記者の前に再び姿を現した。
――先ほどは驚かせてしまいました。改めて文春オンラインです。
中野 え? 本物? わざわざ東京から?
――四電工の社外取締役に就任なさると伺いました。どういった経緯があったのでしょうか。
中野 去年の秋くらいに夫のクリニックに電話があって、就任の打診をいただきました。最初は私なんてとんでも無いとお断りしたんですよ。でももう一度お電話をいただいて、海外の経験を評価してくださったり、女性の活躍という意味もあってお声がけいただいたんだと分かりました。香川ってなかなか女性が高いポジションに就くことが少ないんです。それならってことで引き受けました。
「ないです! 絶対ないです!」
――これを機に政界へ進出するのでは、という声もありますが。
中野 ないです! 絶対ないです! これは文春さんに大きく言ってもらいたいくらい(笑)。結構人から言われるんですけど。こども未来戦略会議から、四電工さんのお話があったと思ってらっしゃる方もいるみたいですが、四電工さんのほうがもっと前からいただいていたお話です。
――東京に戻られることは考えていますか。
中野 戻らないですね。香川で子育てがしたかったですし、夫もここにクリニックを持っていますし。確かに東京は刺激的で、行くと面白いんですが、こっちのほうが野菜は新鮮で美味しいですし、物価も安いですから。
取材の終わりにはお気に入りのうどん屋を紹介してくれた中野。よちよちと歩き回る娘を気にかけ、時折抱きかかえるなどせわしなく面倒を見つつ取材に対応した。その慣れた様子からは2児を育てる親であることがひしひしと伝わってきた。
小さな子供を持つ親こそが、今、政界に求められてるかもしれませんよ!
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