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「若い頃は、女性を軽々と持ち上げていた」という人ほど要注意…日本人男性が知らない「残念な体位トップ5」

『女医が教える 死ぬまで「性」を愉しみ尽くす本』 #1

2023/06/18
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中高年男性のお悩みトップは勃起不全

 まずは、中高年男性の性のお悩みから紹介します。

 この調査結果では、もっとも多いお悩みは「勃起不全(ED)」でした。その次に「中折れ」「セックスレス」「パートナー探し」「早漏」「遅漏」が続きます。

 

 勃起不全については、欧米の統計でも50代で3人に1人、60代で2人に1人、70代で4人に3人が勃起不全になると言われていますので、この結果もうなずけるものです。

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 たしかに挿入ありきのセックスにこだわれば、勃起をして挿入ができなくなれば、たちまちセックス寿命は尽きてしまうでしょう。しかし今や勃起力を回復する手立ては、ひと昔前では考えられなかったほど、たくさんの選択肢があります。まずはなぜ自分がEDになったのか、原因を明らかにした上で適切な対策を講じることが、勃起力回復のカギとなります。

駅弁でギックリ腰!?

 加齢に伴い、セックスの体位にも変化は現れます。

「苦手(嫌い)なセックスの体位」という質問では、1位が「アクロバティックな体位」、2位が「ソフトを含むSM」、続いて「正面立位(対面立位)」「立位後背位(立ちバック)」という結果になりました。

 

 加齢による筋力の衰えから、足腰に負担のかかるアクロバティックな体位や立位が厳しくなってくることが窺えます。

 なかでも「新しい彼女ができて久々にセックスを再開する」という人はアクロバティックな体位をすると、思わぬケガにつながるので注意が必要です。

 たとえば「若い頃は、駅弁で女性を軽々と持ち上げていた」という方が10年ぶりにできた恋人とセックスをするとします。脳は若い頃と同じように「できるはず」と思って、手足などに命令を下しますが、筋力は残念ながら当時に比べて衰えてしまいます。そのため思うように体がついていかず、駅弁で彼女を持ち上げた瞬間にギックリ腰……なんてことも。さすがにこれではシャレになりませんね。

「昔取った杵柄は危ない」というわけです。